2008年11月14日金曜日

楽しみなケーララへの中旅行

11月に入って初めての日記である。
確か、前回は10月27日なので日記とは言えなくなってしまった。
弁解をしてもしょうがないが、今月は休日コースの開設準備やケーララ州への中旅行計画、それに会社設立準備などが重なってしまった。
休日コースは、延期になってしまったがとにかく多忙を極めた。

ケーララ州への中旅行は、11月17日から27日の10日間を予定している。
以前から、ケーララ州は行きたいと思っていた所で多くのローカルな友人も行く事を薦める。
ケーララ州は、インド南西の沿岸に位置する狭く肥沃な細長い州である。
人口は約3180万人で、州都はティルヴァナンタプナム(トリヴァンドラム)である。
その地形から多くの侵略者たちの手から逃れた。
また、長く続く海岸線は海の向こうの国との交流を活発にした。
その結果、複数の文化が交じり合い独特の風習や芸術形式など不思議な魅力を放っている。
代表的な観光地としては、ケットゥヴァラム(米運搬船を使った宿泊施設付船)でのバックウォータ(水郷地帯)の船旅、コーヴァラムのアラビア海の強烈な太陽と打ち寄せる波、ベリヤール野生動物区でのジャングルの中での野生動物観察、バスコ・ダ・ガマが眠る歴史の街コーチン、
ベンガル湾がインド洋とアラビア湾と出会うインド亜大陸の地の果てカニャークマリなど、魅力的な場所が点在している。
今回は僅か10日間の旅などで全てを訪れる事はできない。
現地に行って決めるつもりであるが、コーヴァラムとカニャークマリは、ぜひ、訪れてみたい所である。
今回の旅の計画も手作りである。
最初は泊まるところの確保である。
泊まるところは、幸いにもインターネットで直ぐに見つけることができた。
トリヴァンドラムでのホームスティである。
問題はどうやっていくかである。
トリヴァンドラムへは、バス、車、列車、飛行機の4つの方法がある。
バスと車は地理的にも時間的にも肉体的にもあきらめた。
そこで、行きを飛行機で帰りを列車にすることを考えた。
飛行機の手配はなんとなく自信があったが、列車の予約については全く自信がない。
まず、どこで予約をすればよいか皆目、検討がつかない。
バンガロールには、駅が二つある。
予約ができるのはどちらの駅なのかさっぱりわからない。
ローカルな友人に聞くと例のごとく様々な答えが返ってくる。
一番、信用できそうな人の言うころを信じて南インド鉄道局のオフィスに行った。
オフィスは雑多な古いコンプレックスの中にあった。
沢山の人でごった返していた。
どの窓口でどのようにして申し込むのかさっぱりわからない。
周りの人も係員も殺気立っている。
とても、ものを聞けるような雰囲気ではない。
どうしても、列車で行かなければならない訳でもないので、結局、予約はあきらめた。
後日、列車の予約は2-3週間前にしなければ、まず不可能である事を知った。
緑の窓口で難なく予約できる国の便利さを痛感した。
今月の17日―27日はケーララ州への中旅行なので、今月のブログはこれ1回になりそうである。