今、10月27日午後7時。
バンガロールの街の至る所で大きな音が響き渡っている。
どこかで銃撃戦でも始まったのであろうか。
大砲のようなズバッという音もあれば、ドンという砲車砲のような音、パンと言う拳銃のような音、機関銃のような連射音も聞こえてくる。
すぐ、身近でもお腹に響くような音がした。
もう、大変な騒ぎである。
でも、心配は無用。
爆弾テロなどではない。
今日と明日はインドで一番大きなお祭りDIWARIである。
インドの10月はお祭り月間である。
DUSSEHRAに続いてDIWARIがある。
10月には、多くの会社や学校が休みとなり、モールにはきれいな飾りがなされ、街中が一段と賑やかになる。
私の生徒もこの休みを利用して金曜日から里帰りしている。
DIWARIはヒンドゥー暦でカーティック(西洋暦では10月or 11月)と呼ばれる月の満月から2週間後の「新月」の日、DUSSEHRAはその20日前と決められている。
したがって、年によって日にちが変わり、今年は今日がDIWARIとなる。
新月の日が何故2日間あるのか不思議な気がするが、ローカルな友人の話では出身地でDIWARIが分かれるそうだ。
その友人によると、今日はタミル州の出身者で明日がカンナダ州の出身者だそうだ。
祭りの日が出身州で異なるなどとは聞いた事がない。
また、インドの人は人からものを聞かれて「知らない」と言うのは相手に失礼と考えるらしい。
したがって、DIWARIの日が出身州によって異なる事は保証の限りではない。
DIWARIは、ヒンドゥー教の神様ヴィシュヌの化身である英雄ラーマが14年間追放されていた自分の王国アヨーディヤに無事帰還したことを祝って行われ、女神ラクシュミ(富と幸運の神で、ヴィシュヌの妻)を迎える祭りである。
別名『光のお祭り』とも呼ばれ(もとのサンスクリット語「ディーパーワリー」は「灯明の列」の意味)、家々は「ディヤ」とよばれる小さな素焼きの皿のランプやろうそくの灯で飾られる。
日本のクリスマスのデコレーションのように、豆電球でバルコニーや外壁にイルミネーションを施す家もある。
でも、なんといっても爆竹や花火が凄まじい。
昔、子供が小さいときに家族で大晦日を横浜で向かえた。
この時に、中華街で新年を迎える爆竹を経験したが、インドのそれは比ではない。
中華街とバンガロールとの規模違いを言えば、ご理解頂けると思う。
DIWARIに向け、家々では家中すべての壁の塗り替え(ホワイト・ウォッシュ)をしたり、大掃除をしたりするそうだ。
新しい服を用意し、親しい人やお世話になった人、親戚の人や近所の人などにあげるプレゼントやお菓子を準備したりする。
DIWARIはインドの人々にとっての「クリスマス」と「お正月」のようなものである。DIWARIには新しい服で身を包み "HAPPY DIWALI !!" とお互いに声をかけあう。
DIWARIの夜は一晩中大騒ぎする。
今日は寝かしてもらえないかも知れない。
バンガロールの街の至る所で大きな音が響き渡っている。
どこかで銃撃戦でも始まったのであろうか。
大砲のようなズバッという音もあれば、ドンという砲車砲のような音、パンと言う拳銃のような音、機関銃のような連射音も聞こえてくる。
すぐ、身近でもお腹に響くような音がした。
もう、大変な騒ぎである。
でも、心配は無用。
爆弾テロなどではない。
今日と明日はインドで一番大きなお祭りDIWARIである。
インドの10月はお祭り月間である。
DUSSEHRAに続いてDIWARIがある。
10月には、多くの会社や学校が休みとなり、モールにはきれいな飾りがなされ、街中が一段と賑やかになる。
私の生徒もこの休みを利用して金曜日から里帰りしている。
DIWARIはヒンドゥー暦でカーティック(西洋暦では10月or 11月)と呼ばれる月の満月から2週間後の「新月」の日、DUSSEHRAはその20日前と決められている。
したがって、年によって日にちが変わり、今年は今日がDIWARIとなる。
新月の日が何故2日間あるのか不思議な気がするが、ローカルな友人の話では出身地でDIWARIが分かれるそうだ。
その友人によると、今日はタミル州の出身者で明日がカンナダ州の出身者だそうだ。
祭りの日が出身州で異なるなどとは聞いた事がない。
また、インドの人は人からものを聞かれて「知らない」と言うのは相手に失礼と考えるらしい。
したがって、DIWARIの日が出身州によって異なる事は保証の限りではない。
DIWARIは、ヒンドゥー教の神様ヴィシュヌの化身である英雄ラーマが14年間追放されていた自分の王国アヨーディヤに無事帰還したことを祝って行われ、女神ラクシュミ(富と幸運の神で、ヴィシュヌの妻)を迎える祭りである。
別名『光のお祭り』とも呼ばれ(もとのサンスクリット語「ディーパーワリー」は「灯明の列」の意味)、家々は「ディヤ」とよばれる小さな素焼きの皿のランプやろうそくの灯で飾られる。
日本のクリスマスのデコレーションのように、豆電球でバルコニーや外壁にイルミネーションを施す家もある。
でも、なんといっても爆竹や花火が凄まじい。
昔、子供が小さいときに家族で大晦日を横浜で向かえた。
この時に、中華街で新年を迎える爆竹を経験したが、インドのそれは比ではない。
中華街とバンガロールとの規模違いを言えば、ご理解頂けると思う。
DIWARIに向け、家々では家中すべての壁の塗り替え(ホワイト・ウォッシュ)をしたり、大掃除をしたりするそうだ。
新しい服を用意し、親しい人やお世話になった人、親戚の人や近所の人などにあげるプレゼントやお菓子を準備したりする。
DIWARIはインドの人々にとっての「クリスマス」と「お正月」のようなものである。DIWARIには新しい服で身を包み "HAPPY DIWALI !!" とお互いに声をかけあう。
DIWARIの夜は一晩中大騒ぎする。
今日は寝かしてもらえないかも知れない。