2008年8月29日金曜日

インドに到着

7/9
MH192便は、珍しく定刻の23:30に新バンガロール空港に着いた。
今年の5月に出来た新空港は、広くはないがなかなか快適な空港である。
今回は、EMPLONMENT VISAで、しかも、常備薬3種類を1年分保持していたので入管でいろいろと聞かれると思い、用意周到に常備薬の英訳文まで用意していた。
しかし、入国管理官は私の前でおおきな「欠伸」を一回してから、かったるそうにスタンプをドンと押した。
ちょっと、気が抜けたがなんとか無事にインドに入国することができた。

思えば、今回はひょんなことからインドに行くことになり、VISAの手配に始まり常備薬を1年間もらうための交渉など、準備に多くの時間と労力を費やした。
とにもかくにもインドに入国できたので、私たちの挑戦はこれで50%成功である。
挑戦するからには成功するに越した事はないが、挑戦するだけでもおおきな価値がある。
そう考えなければ、人はなかなか挑戦する気が沸いてこないだろう。
特に、年を経てから何かに挑戦するときには平常心が大切になる。
日本では挑戦するだけではなかなか価値は認められないが、この国では挑戦自体をみんなが認め合っている。
私のインド好きな理由の一つである。

私たちは、顔なじみのドライバの迎えの車に乗り、夜更けの道をバンガロールの町並みをひた走った。
昨年の11月に来たときは、まだ古い空港だったので20分も走れば良かったが、今回はそうはいなない。
結局、新空港は1時間以上を必要とした。
着いたのが深夜でもあり、道すがらは暗くインドに来た実感は余り沸かないが、それでも時折、薄明かりを通して見る家々はインドを実感するのには十分であった。

最近は、どこの国でも大きな空港ができているが、いずれも町並みから遠く離れている。
実は、滞在中に格安航空に挑戦して、インド国内、東南アジア、中近東を旅することを考えている。
以前、マレーシアで格安航空の旅に挑戦したが見事に失敗した。
今回は、場所を変えてリベンジする予定であるので、新空港が交通の利便性にかけるのは、私たちにとって、大変、不利益である。

私たちが居住する予定の友人宅には、午前3時(IST)に着いた。
友人には、深夜なのであらかじめ日本を発つときに迎えを断っていた。
私たちを迎えてくれたのは、運転手さん、お手伝いさん、使用人、セキュリティ、それとラッキーの4人と1匹であった。
日本とインドの時差は、3.5時間である。
こうして、26時間に渡たる私たちの旅の一日目は終わった。

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