2008年8月29日金曜日

インドでの初めての朝


7/10
インドでの初めての朝。
今は、インドは雨期らしいがバンガロールの空は快晴である。
日差しはきついが、蒸し暑くはない。
多分、気温は20度くらいであろう。
通る風は心地よい。
前日の名古屋は36.5度でとても蒸し暑く、ここは別天地の感である。
インドというと暑いイメージがあるが、このほとんどがデリィやムンバイ、コルカタなど北インドの話である。
日本からの旅行者のほとんどは、この暑い北インドの地を一通り回って足早に帰る。
最近では、青い都市やLAKEパレスで有名なウダイプールやエローラやアジャンタなどの遺跡群にいく人も多いようであるが、ここも北西インドである。
日本のテレビや雑誌でもほとんど北インドが取り上げられており、南インドに触れることは滅多にない。
インドは、日本の9倍もの国土を有し、国というよりは大陸である。
インドという言葉で気候をひとくくりにするのは、必ずしも正しくはない。

私たちの住むバンガロールは、南インドの中央部にあり標高920mの高原都市である。
公園や緑が多く「庭園都市」とも呼ばれている。
また、ITが大変盛んなところであり「インドのシリコンバレ」とも言われている。
そのため、多くのインド人IT技術者がいる。
今回の訪印の目的のひとつは、これらのIT技術者の教育である。
訪印の目的には、追々触れていく。

今回は、1年の滞在予定である。
日用品など家庭の必需品を少しずつ揃えていくために、早速、近くのお店に行った。
驚くことに、ほとんどの日用品や食品はここで買える。
日本のちょっとした、小都市のスーパー並みである。
インドに来ていつも実感するのは、日本は物が溢れていることである。
すべての物がきれいである。
町も水も安全である。
日本に居てはこれらの事になかなか感謝することはないが、インドに来ると感謝の念が不思議と強まる。

お店の帰りに屋台でマンゴを6個30INRで買った。
インドに来る前に家の近くのスーパーで値段を見たが380JPY/個であった。
マンゴは日本の1/30の値段である。
マンゴは大好きな果物なので、これはうれしい。

夜、ベランダから見える夜景の中に派手な電飾の家を発見した。
ハウス・ウォーミングという慣わしで日本の新築祝いである。
とても、珍しくきれいなので写真に収めた。

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