2008年8月29日金曜日

爆弾テロで明け暮れた一日

7/25
我が家に初めてお客様が来た。
名前はジーニャさん。
若いフィリピン女性である。
もう一人はインド人のメイドである。
彼女らは、友人が所有するサービスアパートメントで働いている。
名前はアパートだがなかなかの建物である。
以前は友人の家族が住んでいたが広すぎて管理が出来なくなり、今は長期滞在者用のホテルになっている。
主に、トヨタ系の海外出張者が宿泊している。
意外に思うかもしれないが、インドの都市のホテルは日本より格段に高い。
ちょっとしたホテルで1泊2-3万である。
オベロイなど超一流になればこの比ではない。
出張者なら会社持ちなので良いが私たちにはとても泊まれない。
バックパーカ向けの安宿もあることにはあるが、違う理由でこれまた私たちには泊まれない。
インドにいわゆるロングスティヤーがほとんどいないのは、このあたりに最大の原因があるのかも知れない。
私たちは案外ラキィーなのかも知れない。

ラキィーと言えば、友人が飼っている犬の名前がラキィー。
いつも退屈そうに1階で番をしている。

ちょっと待った。
今、オフィスから電話があり、バンガロール市内で爆弾テロがあったようだ。
急いでテレビをつける。
Breaking newsをやっている。
7ケ所で同時爆弾テロがあり、1人の女性が死亡し15-20人が負傷しているようだ。
1ケ所は私たちの住むHSR layoutからは僅か2kmの所である。
私たちが良く買い物に行くTotal mallの近くである。
今日もTotal mallに行く予定でいたが、たまたま友人が家に来る予定になり外出を控えていたところである。
もう、1ケ所も時々いくForum mallの近くだ。
北インドでは、パキスタンとの関係で爆弾テロはよく耳にするが、南インドのしかもIT都市で起きるとは。
テレビではアナンサーが盛んに声を発している。
野次馬が大勢集まっている。
テレビアナンサーが、政府は爆弾テロ説を否定していると伝えている。

オフィスのインド人の友人に電話したが、心配ない大丈夫と言われる。
大丈夫というならぜひ根拠を示してほしい。
インド人が信用できないのは、断定はするがその根拠を示さないからだ。
もっとも、絶対に安全なところなどは世界中にない。
日本の荒川沖や秋葉原だって安全ではなかった。

差別の暴挙やテロを防ぐことは難しい。
それに会わないことも不可能である。
明日と明後日は休日であるが買い物は控えることに決めた。
こういうときにインターネットがあると便利である。
今日の爆弾テロを日本のマスコミが取り上げているかがわかる。
マスコミが取り上げていれば心配しないように連絡する必要があるが、取り上げていない場合は連絡するとかえって心配をかけることになる。
インターネットの工事は、明日する予定である。
ラキィーの話は後日。

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