2008年8月29日金曜日

居住者登録無事完了

7/15
ゆっくりとした朝を迎えた。
今日はオフィスで待ち合わせて15:00にFROに行く約束だったので、少し早めではあるが余裕を見て14:30にオフィスに行った。
しかし、15:00になってもなかなかオフィスを出発しようとしない。
どうも、私たちと一緒に行く予定のサポータが見つからないようである。
昨日、感謝したサポータはオフィスに居る。
彼に急用でも出来たのか、それとも休養か。
代わりの人がなかなか見つからないようである。
そのうちに、私だけで行けないかと言い出す始末である。
ここで根負けしたら、後が大変である。
FROの手続きは到底、私たちの手には負えないことは昨日、経験済である。
「No」「None」「ダメ」「ire」と知っている限りの言葉で否定する。
この甲斐あって、どうやらサポータが決まったようである。
とにかく、インドでは、5回言ってやっと日本の1回分に相当する。
「言った者勝ち」「ダメもと」と言う日本語がぴったりする。

昨日は車で行ったが、今日はオートリクシャで節約することした。
車では400INR、オートリクシャは200INRで半額である。
500円の節約の代償は、多くの排気ガスと砂埃である。

FROは、今日も相変わらず混雑を極めていた。
長い列に並んで、やっと順番が回って来た。
やれやれと思った瞬間、係官の言葉は「5分待て」というものである。
まだ、滞在許可書(RESIDENCE PERMISSION)が出来ていないようである。
確かに、私たちの書類には17:00と書いてある。
僅か、5分であるが、係官は絶対権限者である。
逆らったときの代償は、計り知れない。
しかたがないので、もう一度、長い列に並び直した。

並んでいる最中に予期しない光景に出会った。
突然、私の前に1人のインド人が割り込んで来た。
私たちは、外国人用の列に並んでいたので奇異に思えたが、最近では、外国に居住するインド人が多いそうだ。
そう言えば、入国申請書にもNRI(Non Residence Indian) と言う表記があった。
私たちは、これに印をつけたが、これは間違いでNRIは外国に居住するインド人のことで私たちはothersが正しいようである。
余談であるが、多分、私たちの入国申請書には間違いが多少あったと思うが、問題なく入国できた。
多少の間違いなど、間違いの内に入らないというインドの大らかさかが幸いした。

本題に戻ろう。
私は日本だったら当然、割り込んだ御仁に注意するが、ここではただ困惑するだけであった。
すると、何と近くにいたインド人が突然、毅然とした態度で注意したではないか。
私が予期しない光景と表現した訳は、インドでは割り込むことなど日常茶飯事で注意する人などいないと思っていたからである。
私は、注意した人にお礼を述べた。
彼はサポータで日本人を同伴してFROにきていた。
日本人は私の良く知る某企業の40くらいの駐在員であり日本人会の理事をしているらしい。
私たちでさえ、出来る限り自分たちで対応しようとしているのに、若い彼は何もせずに、すべてをサポータに委ね、ただ外で待っていた。
そして、私に会うと会社名や日本人会の肩書きを真っ先に言った。
昔の自分をしばし省みる。
確かに、彼の名前はインターネットのバンガロール日本人会のH.Pで見たような気がする。
機会があったら、私たちも日本人会に入ることを検討しようと思う。
検討といったのは、日本人会の多くは海外に進出した企業の下に運営されており、私たちのように組織に属さない者にとって、あまり居心地が良くないということを以前にマレーシアやタイを訪れた際に、現地の日本人の友人から聞いていたからである。
しかも、バンガロール日本人会には約270人も会員がいる。
理事はすべて企業人である。

私が入会するどうかの基準は、至ってシンプルである。
それは、日本人会が楽しい所かどうかである。

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