2008年8月29日金曜日

初仕事は居住者登録

7/14
今日はいよいよ居住者登録をする日である。
インドでは、観光や就労に関わらず3ヶ月以上、滞在する場合には許可書を必要とする。
朝、オフィスによって必要な書類が揃うのを待った。
この居住者登録はかなりの難関である。
何しろ、申請書だけでも同じものを4通も書かなければならない。
日本なら1通書いてあとはコピーで済むようなものである。
結局、すべてが出来るまでに4時間を費やした。

登録所は、FROと呼ばれ警察の代理をする場所で、車で1時間のところにある。
最初は、申請内容の検査である。
ここは僅か1畳ほどの場所に机があるだけである。
係官は2人だが、どちらかはなぜか席にいない。
この机の前に大勢の人がひしめき合い順番を争っている。
広大な敷地を有するFROで受付場所が僅か1畳というところがインドなのかもしれない。
確かに、インドは私たちには伺い知れない国である。
今回の申請は手馴れたサポータを同伴したが、多分、サポータなしで登録できるタフな日本人はほとんどいないであろう。
言葉の問題だけとっても、ここバンガロールだけでも、ヒンディ、タミル、カンナダ,テルグの4つの言語が使われている。
4つの言語を巧みに操ることなど、そもそもできるハズがないのである。
しかし、インドでは、3つくらいの言語を話す人は結構いる。
ちなみに、私の友人は、ヒンディ、タミル、英語、日本語を巧みに使い分ける。

現地サポータのお陰で、私たちの申請書は何とか受理された。
今日は、インドに来て初めてインド人に心から感謝した。
しかし、この日に手に入れたのは許可書の引換書のみである。
また、明日の17:00に多くの時間と車代を費やして取りに来る必要がある。
日本と比較するのはもう止めよう。
ここはインド。
不思議な事にインド方式にも少しずつ慣れさせられてきた。

0 件のコメント: