2008年8月29日金曜日

お気に入りのレストランARANYA

8/22
おいしいレストランを見つけた。
名前はARANYAと言う。
いつも行くCOMPLEXにある。
看板にはFamily Rest runと書いてあるが、なかなかのものである。
いままでは、COMPLEXでは気楽なレストランで地元の人たちに混ざって食べていた。
ここのレストランもいけたが、ARANYAにはとうてい敵わない。
ARANYAは見るからに高そうなお店で、以前からその存在には気が付いていた。
しかし、なんとなく敷居が高くは入れそびれていた。
昼間はともかく、夜はますます敷居が高い。

ARANYAに行った訳は私たちのためだけではない。
子供たちや知人が私たちの所に来た時に、一緒に行くレストランを見つけておくためである。
インドに来て、私たちのようにいきなり気楽なレストランで地元の人たちに混ざって食べるわけには行かないだろうと考えた。
一応、気楽とは書いているが若干、本来の日本語の意味とは異なる。
要するに、ローカルが利用するお店である。
当然のようにお店の周りにはゴミの山があり、テーブルは汚れ放題である。
水は極めて危険で砂漠から生還した人でさえ敬遠するような代物である。
私たちはマレーシアに長期滞在した時に、毎晩のように中国街のローカルが利用するお店で良く食べていたので、料理がおいしければその他の事には無頓着で居られる。

しかし、潔癖で清潔なお国からいらした御仁達にはちょっと厳しいかもしれない。
ARANYAなら、間違いなくお墨付きを与えてもらえる。
店内はインドらしからぬ程、掃除が行き届いている。
ざっと、テーブルが中に10席、外に6席ある。
インテリアや照明のセンスもインドらしからぬ。
しかし、ここには私たちの好きなDOSAやタンドリィチキンなどはない。
多分、これらは正当な料理の部類には入らないのだろう。

一応、気を落ち着けてメニュを見る。
ワインから前菜へとのお決まりのフルコースである。
値段も80INR-150INRである。
これは単品の値段である。
同じCOMPLEXのローカルのお店なら2人分のセットメニューの値段である。
同じビルに、どうしてこんなに値段が違うお店があるのだろうか。
フルコースを2人分頼んだら、一体、いくらになってしまうのだろう。
1週間分の食費など軽くすっ飛んでしまうかもしれない。
テーブルにある水は飲んでしまったので、お店を出るわけにもいかないし、ウエィータは注文するまで傍から立ち去ろうとはしない。
カレーとNANNのオーダでは、日本人のイメージダウンにならないか。
そうかと言って、知らない料理では激辛だとまずいし、食べ方にも不安がある。

ここで、一つの考えが閃いた。
確か看板にはFamily Rest runと書いてあった。
Family Rest runならChineseがあるはずである。
Chineseならフルコースを避けることができる。
懸命にChineseのスペルを捜す。
あった!!

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