2008年8月29日金曜日

衣食住シリーズ その1 衣

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今日から3日間はお決まりの衣食住シリーズといこう。
(但し、爆弾テロがなければの話であることをお断りしておく)
インドは広い。
衣食住と言っても州によってぜんぜん違う。
何しろ日本の9倍の国土を有する国なのだ。
北インドと南インドではまったく異なる。
南インドでもチェンナイとバンガロールではまったく異なる。
ここはバンガロールの衣食住である。

最初は衣生活。
昨年の下見の際に、バンガロールのおよその気候や気温は知っていた。
大雑把に言って、暑気、雨季、乾期がある。
今は雨期で、下見の時は乾期であった。
暑気は4-6月である。
現在はインターネットのお蔭で世界中の気温を知ることができる。
しかし、数字だけで衣生活を捉えるのは、なかなか難しい。
やはり、湿度や風雨などを実感しないと対応は難しい。
バンガロールの気温は15度から高くても30度である。
今は雨季で気温は20度から25度である。
これから乾期に向かって気温は15度から20度に下がっていく。
暑気は体験したことはないが、それでも25度から30度である。
私の住む多治見では、40.9度を記録したことがある。
今も既に40度近くあるらしい。
日本が40度でインドが25度。
良くインドに行きたいが、インドは暑いからと敬遠する御仁がいるが如何か。
その上、ここは高原都市であるため風が極めて心地よい。
軽井沢ほど周りの景色や環境は良くないが、目をつぶっている限り遜色はない。
朝晩は風が冷たいので長袖がちょうど良い。
昼は日差しも強いので半そでで十分である。
雨季といっても、どこかの国のようにダラダラ・ムシムシとしつこくはない。
夜間か夕方、まれに昼間にザァーと降って20分くらいであがる。
日本の梅雨とはぜんぜん違うものである。
したがって、洗濯ものは良く乾く。
朝、干したものが昼には乾く。
極端に言えば2枚あれば、いつも洗濯したての服を着ていられる計算だ。

Mallでは外国のブランド品も売っており、ほとんどの種類のものが手に入る。
しかし、外国製の中に日本製は含まれていない。
下着も手に入るが、やはり日本製の決め細やかさには敵わない。
下着は持参したほうが絶対に良い。
インドの人は、短パンや半そでシャツをほとんど着ていない。
長袖シャツに長ズボンである。
日差しのせいもあるが、汚れを避ける意味もあるかも知れない。
赤土で風が吹くと風に砂埃が混じる。
ちょうど、黄砂のようである。
靴下は普段は履く必要がない。
何のことはない、靴を履かないからである。

セータなどの防寒具はバンガロールでは必要ない。
しかし、他の州に旅行に行くには必要とする。
例えば、北インドのレーなどである。
ヒマラヤに近く、最近は日本人のトレッキングも多いところである。
北ばかりではない。
バンガロールから南にバスで8時間の所にあるWOODTYも山裾に位置するため、乾期には0度近くまで気温が下がる。
昔、イギリスが統治していた時にイギリス人の暑さしのぎとしてWOODTYは避暑地として開発された。
軽井沢のような所と聞いており、今回の滞在で訪れたい場所のベスト3に入っている。

セータなどの防寒具はバンガロールで売っているのを見かけない。
情報が乏しく下着から着物までダンボールで3箱を持ってきたが、現地で必要に応じて購入するのも一つの手である。
但し、帰りの荷物が増えるのが悩みである。
ほとんどのものがこちらで手に入るが、当然、インド品質である。
半使い捨てと心得ていたほうが変なストレスを受けないで済む。
婦人ものは現地で購入したものの方が着やすく涼しいようである。
しつこいようだが下着は持参したほうが賢明である。

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