2008年8月29日金曜日

水と安全はタダではない

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もう、テレビからは爆弾テロのBreaking Newsは余り流れていない。
平穏な状態にもどりつつある証拠か。
しかし、ムンバイとチェンナイは爆破予告のe-mailで今も厳戒態勢である。
北インドでは、パキスタンとの紛争で昨日も6名の死者が出ている。

ここでは、水と安全はタダではない。
私たちは、ここ2-3日はmall周辺に近づいていない。
海外では、自分の身の安全は自分で守るのが鉄則である。
しかしながら、どうやって守ればよいのか、まったく検討すらつかない。
生まれてこのかた、親に教えてもらったことがないし学校でも教わったことはない。
疑えば、誰でも爆弾を持っているように見える。
ムスリムだと現地の人はみな言うが、ムスリムという証拠はない。
とりあえず、人ごみが高危険度と言う浅い知識にしたがって行動するしかないのだ。
無防備なことは百も承知である。
最近は、日本も危険である。
テロリストを庇うつもりはないが、テロリストは何らかの思想がある。
それに比べて、日本では何の思想もなくムシャクシャしたとか社会や家庭に不満があるとかのまったく自分本位の理由から行動にでる。
ある意味では、こちらの方が怖い。
テロを容認するわけにはいかないが、行動に背景があるのとないのではその意味合いが異なるのは自然な人間の思考であろう。
ムスリムの両親や親族は、国家的な理由から何らかの仕打ちを受けている。
日本の若者の両親や親族はそんなことはないハズだ。
被害者の関係者はマスコミに顔を出すが加害者の関係者はマスコミに顔を出さない。
人権とか何とか言って加害者の両親はめったにマスコミにでない。
では、被害者の人権はいったいどうやって保障するのか。
罪を犯した人間には、人権などはないことを再確認すべきである。
国際テロを身近にして、つくづく日本は異端であることを感じた一日であった。

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