2008年8月29日金曜日

M.Gロードはお気に入りの場所

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バンガロールの一番の繁華街はM.Gロードである。
旅の本などにM.Gロードにいると、ここがインドであることをしばし忘れてしまうとある。
どれほど、近代的でブランドショップに溢れている所かと期待していた。
オートで40分、メータ+10で70INR。
メータ+10が近頃の私たちの定番である。
当初の外国人価格からすると、学習能力は素晴しいものである。
今では、オートのドライバとの交渉も楽しみの一つになった。

見慣れた雑踏を過ごしていると、突然、地下鉄工事中の道路の左端にオートが止まった。
故障か。事故か。
よく見ると反対側は高い塀のある公園らしき場所である。
ここがM.Gロード?
長さは1Kmにも満たない、片側に申し訳なさそうにいくつかのお店が並んでいる。
表参道ほどは期待していなかったが、事前に読んだ書物が絶賛していたのでそれなりの期待はしていた。

ぶらりと1件のお店に入った。
サリーやパンジャビドレスの注文店である。
値段は1000INRから上限に際限はない。
興味がわかない。
すぐに店を出る。
交差点を急いで渡ると角におみやげ物屋が目に入る。
時間つぶしを兼ねてなんとなく中に入る。
するとどうだろうか。
中は立派な金細工や大きな木彫のオンパレードである。
いろいろな国の木彫店を見たが、スケールと言い品数と言い圧倒される。
白檀の良い香りがしてくる。
本物だけあって価格もなかなかである。
私が気に入ったものは105000INRもする。
平均月収の10倍、日本人講師でも4倍である。
もし、ここがインドでなければ即断である。
航空便で送るとびっくりするぐらいの金額になるだろう。
何しろ、高さが1m近くもある。
お店の前には良くある安っぽいお土産が置いてあって、中には何万、何十万、何百万もする芸術的な彫り物が泰然と置いてある。
本当にインドには驚かされる。

夕方(15:30)、と言ってもJST19:00からSKYPEをした。
長男のところの花火大会を下の娘が見に行き、ついでに全員でSKYPEをしてみた。
長男のネット環境は10M,こちらは2Mであるが、まったく違和感がない。
むしろ、国内の電話よりも聞きやすい。
古臭い言葉であるがまったく便利な世の中になったものだ。
妻と娘が30分近く、SAL便で送ってもらう援助物資について話しこんでいた。
娘からの援助物資はほとんど妻の私的なもので占領されそうである。
私からのリクエストは「ムヒ」のみになりそう。

SKYPEを終えてから、例の公園に行った。
BDAパークである。
先週の女の子が一人で待っていた。
男の子は両親と家にいるらしい。
女の子と話すのは2回目だが、なんと聡明な話し方をする子なのだろう。
45歳も年下なのに変に風格を感じてしまう。
両親の育て方や教育ではなく、これが天性と言うのかもしれない。
また、来週、公園で会う約束をした。
インドでの楽しみがまた一つ増えた。

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